好きな服を纏う

日記
どうしても今年のが見たくて
終わりかけと知りながらもチューリップ。
鮮やかな色合いが好き。

同じくチューリップを見に来ていたご夫婦の
とてもお茶目なおふたりの距離感。
ご主人はカメラが趣味なんだそうで
どこにも出さないけれど
ただ撮ってるだけなんだと。
「このばあさんにはこれがお似合い」と
花びらの落ちたチューリップたちを指差しながら、
もう何十年も見てきたであろうその笑顔を
しっかりとカメラに収めて。
ほっこりとキュンとしながら
やっぱり好きな色合いだなあと眺めてきました。
全身真っ黒な自分の服に
違和感を覚えたりして。
鮮やかなチューリップが好きなのにね。
そもそも、自分の感性に素直に服を着ることに
とてつもないためらいがあって
『目立たない服』
『他人に貰った服』
『撮影で着られる服』
を選んで身に着けています。
その場に溶け込みたい。

いわゆる
おしゃれではない人、
だと思うのですが
おしゃれではないとされる人って
そんな感じで
周りに変と言われないラインを
探している人が多いのでは。
変じゃないかなあ。とばかり考えながらする
お買い物は楽しくないので
おのずと必要最低限、服も買わなくなるし
いつも同じ服(変と言われなかった服)を
身に着けるようになっていき、、
そして私が出来上がる。
いえい。

でもそれが結局
『違和感があるファッション』になり
自分も気に入ってないもんだから
周りの言葉に敏感になって
何を着ればいいかわからなくなる。
何を身に纏うかって
私にはとても難しい問題なんです。
ファッションって自己主張だとも思っていて
服装が相手に与える印象って
すごく大きいと思う。

例えば私は
フリルやリボンモチーフが大好きなんですが
それを身に着けると
周りの反応が変わるのも知っています。
そして
フリルやリボンモチーフは
私の内面とギャップがあるらしく
ガッカリされたり怒られたりしちゃう。
思い出してきた笑

またそんな目にあうことは避けたいので
目立たず自己主張の少ない(と私は思っている)
服を着るしかないとも思います。

みんなはどうやって
自分の着る服を選んでいるんだろう。
好きな服着てニコニコお出かけしたいよね。
そして誰にも怒鳴られず笑われず
嫌な思いをすることなくお出かけを終えたいよね。
怖い嫌な思いをしても
平気なぐらい強くなりたいもんです。

太いのにミニスカートとか
アラサーなのにツインテールとか
男なのにフリルブラウスとか
言われても、気にならなくなりたいね。
見られたくない人にも見られるもんだから
難しいよね、服装は。

どこまで気を使えば正解?
不愉快にさせること、公の秩序、
いろんなファッションの問題があるのも
私はよく理解できていません。
ラインて難しい。
自己主張を的確な形で
ファッションとして着こなしている人を見ると
かっこいいなあと憧れるのですが
彼、彼女らはどこでそれを身に着けたのか、、
そして、自身も自分の姿を
気に入っているのかしらん。

結局それは外面的な話では
なくなってくるんですかね。
自己プロデュースの要素もある気がする。。

本当に、身に纏うものの選び方は難しいです!
私はチューリップが好きです!
happiness!

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