会社員

心が弱ったときにHIPHOP私らしく聴くClassic私じゃない全てに負けたくない私が勝ち続けるために嘘をつかない寄り添ってJPOPこの風景に映画音楽家庭環境精神障害貧乏酷暑体重年齢社会お前の生きづらさは他責思考がんばれがんばれ簡単に言って...

わたしたち

学校帰りマンションの壁ふたりでもたれて履歴書を書いたカメラの現像もわからなくてあの子はママに撮ってもらったこれでふたりでここを出ていくなにがあったってここよりつらい日々なんてない本気で願った夕暮れの路地怖いおじさんもいなければいいな一緒に逃...

クリスマス32

もう現金で1万円しか手元にない私は、まだ酒店でワインを選んでいる。お金がなくなれば住み込みで働ける場所に行けばいい。子供も夫もいない私は生活をなめている。鳥の羽がたくさん絡んだ金網を、誰も気にせず通り過ぎていく。急激に冷え込んだ今日は、町中...

髪型

髪を気にしながら仕事に向かう彼を見送りながら、空を綺麗だとかそんなことを考えて、仕事なんてできないのかもなあと思った。鼻毛が1本や2本出ていたって、私が好きなことに変わりはないけれど、夕飯にスマホを気にしなければならないほど、忙しい彼のこと...

ゲロガメの大冒険

あるところに、普通の村がありました。村の人たちはそれぞれにニコニコと暮らし、たまに喧嘩したり話し合ったり、お祭りを開いたりしてすごしていました。 そこに、ゲロガメが暮らしていました。ゲロガメは、亀のような甲羅を背負った蛙のような見た目をして...

男女の友情(戯曲)

男と女が会話している。和やかな雰囲気。男 俺らは同意あったよね?女 うん?男 聞くまでもないか。女 なんで?男 なんで?女 わかんないじゃん。男 嫌だった?女 嫌じゃないけど。男 どういうこと?女 そのまんまの意味だよ。男 嫌じゃないけど、...

実家

母が爬虫類だと知ったのは、私が30歳をすぎてからだった。 私の左腕、肘より少し下の内側、皮膚の薄い部分の肌が荒れた。かさかさと表面が荒れて、少し赤くなっていた。気になるのでとりあえず手持ちのボディクリームを塗っていたものの、良くなることもな...

黄色い風船

遠ざかっていく車のハザードランプが5回点滅する。別れて1年も経つのにそんなことを止められない私たちはいつまでも惨めだ。もらった風船はもうプカプカと浮かばない。私に黄色を選んでくれた思い出が大切で捨てられないまま。久しぶりに会う彼は何色もの新...

クリーンな会話

春に蝶々が飛ぶ話夏の空が高い話秋に食べすぎてウォーキングを始めた話冬は年越しをどこで過ごそうか目を合わせて笑い合うだけで生活が豊かになることを知っている人たちが遠い存在に見える。私から出る言葉。これまでの生活がクリーンな会話をむず痒くさせる...

あたりまえ

私は出来ないことが沢山ある。あれもこれも出来ないが、それが何だというのだろう。私が出来ないことを非難するが、なぜ出来ると思ったのか聞きたい。あなたの普通は私にはわからないし、私の当たり前も知らないくせに。実は羽が生えていて空が飛べるとして、...